承認する人のガイド
管理ワークスペースの「承認」/ws/approvals が承認キューです。
上部の scope で表示を切り替えます。
- mine — あなた宛(あなた個人、または所属する承認グループ)の承認待ち
- group — あなたが属する承認グループに届いている段
- all — 組織全体の承認待ち(閲覧のみ)
all は組織全体を見渡すための表示です。 自分が承認者でない段には操作列が出ませんが、これは「誰が承認したか」という記録を実際に判断した人と一致させておくための制約で、担当を替えたいときは管理者が承認グループのメンバーを入れ替えます。
行を選ぶと右にレコードが開きます。 レコードは 6 つのタブに分かれています。
- plan — 承認対象の実行プラン
- form — 申請フォームの値
- route — 承認経路と各段の状況
- audit — 監査イベント
- grants — この申請から生まれた発行物
- related — 同じ申請者の申請
上部の操作列から 承認 / 却下 / 差戻し を Web で行えます。
Slack カードとの関係
Section titled “Slack カードとの関係”Web で承認・却下・差戻しをすると、Slack の承認カードも同じ結果に更新されます。 逆も同じです。 Slack で押した結果も Web のレコードに反映されるので同じ申請が二重に処理されることはなく、どちらで操作しても監査記録の残り方も plan hash の検証も並列承認の扱いも変わりません。
「申請」/ws/requests は組織全体の申請の一覧です。
状態やキーワード(タイトル・申請者名・#id)で絞り込め、行を選ぶと承認キューと同じレコードが開いて、あなたが承認者の段にだけ操作列が出ます。
承認カードの読み方
Section titled “承認カードの読み方”承認依頼は Slack の DM でカードとして届きます。 カードに載るのは申請書ではありません。 **「承認すると実際に実行される変更」**です。
- 実行内容(例:
create_user— Google ユーザー tanaka@… を作成) - コスト影響(例:+¥1,360/月)
- 実行方法(自動 / 担当者の手作業)
- plan ハッシュ — 承認した内容と実行される内容が同一であることの保証です。 承認後に内容がすり替わることはシステム上あり得ません。
plan ハッシュは承認の対象そのものです。 申請内容が 1 文字でも変われば別のハッシュになるため、あなたが見て承認したものと違う内容が、承認済みの plan として実行されることはありません。
承認・却下・差戻し
Section titled “承認・却下・差戻し”- ✅ 承認する — 1 タップで完了。次の承認者がいれば自動で回り、全員承認で実行に進みます
- 却下… — 理由を入力すると申請者に届きます。理由は監査記録にも残ります
- ↩️ 差戻し — 修正すれば承認できる場合に使います。修正してほしい内容を必ず入力します。 申請者は元の入力を引き継いだ新しい申請として再提出します
- 複数人に同時に届くカード(並列承認)は、全員の承認で先へ進みます。 誰か 1 人が却下すると申請全体が終了し、他の人のカードにも反映されます
差戻しと却下の使い分け
Section titled “差戻しと却下の使い分け”- 入力漏れや条件の調整など、直せば承認できる場合は 差戻し
- 方針として認められず、その申請を終了させる場合は 却下
迷ったら差戻しです。 申請者が手を入れれば通る見込みが少しでもあるなら差戻しにしておくほうが、申請者は最初から出し直さずに済み、やり取りの経緯も 1 本の流れとして監査記録に残ります。
並列承認では 1 人が差戻すと申請全体が差戻しになり、他の承認カードも終了します。 再提出のたびに plan hash は変わります。 修正後の内容をあらためて確認してください。
宣言(declare)への対応
Section titled “宣言(declare)への対応”部下の「やります」宣言が届いたら、問題なければ何もしなくて大丈夫で、そのまま 24 時間で自動確定します。 止めるべきときだけ「🛑 止める」を押して理由を入力してください。
Web のホームに自分の承認待ちが一覧表示され、「確認して承認」から承認キューのレコードへ飛べます。 24 時間を超えた滞留は管理者の可観測性にも出ます。 早めに片付けてください。